尋常性疣贅とは?原因と症状

尋常性疣贅とは?原因と症状

尋常性疣贅,原因,症状

 

尋常性疣贅とは、皮膚にヒト乳頭腫ウイルスというウイルスの感染が起こることで良性腫瘍であるイボが生じる病気です。

 

皮膚というのはもともと3層構造になっており、この皮膚自体のバリア機能と人間の体が持っている免疫力でいろいろなウイルス感染から身を守っています。

 

しかし、髭剃り後や乾燥による肌荒れなど微細な傷があったり、アトピー性皮膚炎で肌のバリア機能が低下していたり、加齢などによる免疫力の低下や病気で免疫を抑制するような治療を行っているなど、様々な要因で皮膚へのウイルス感染が起こると尋常性疣贅の原因となるのです。

 

そもそもの原因となるヒト乳頭腫ウイルスは100種類以上もあることから、尋常性疣贅はそれほど珍しい病気ではないのですが、かゆみや痛みといった症状が起こりづらいため、知らない間に発症しているという方も少なくありません。

 

その多くは顔面や膝、足底、手指など怪我をしやすい露出部分に発症することが多くなっています。

 

もしも、小さな傷があった場所に光沢をもつ小さな半球状の発疹ができた場合は、この病気の疑いがあるといえます。

 

ただ先述したように、かゆみや痛みがないことから、目立たない場所であれば放置してしまうという方も少なくありません。

 

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確かにウイルス性のイボですので、免疫力が高ければ自然治癒することもあるのですが、放置することで悪化したり、再発の可能性が高くなってしまうこともあるため、注意が必要です。

 

また足の指やかかとなどに発症した場合、歩行時に負荷がかかりやすいため、痛みを伴うこともあります。

 

足の裏にできる似たようなイボ状のものにはウオノメがありますが、ウオノメは押すと痛みがある数㎜程度の固い角質で中心に芯があるのが特徴ですが、尋常性疣贅の場合、光沢をもつ小さな半球状の発疹が時間と共に大きくなっていき、灰白色になるという特徴があります。

 

そのため、他の皮膚との境界がはっきり分かるようになります。

 

またウオノメとの最大の違いは、発疹部分を削ると出血を伴うことです。ウオノメは角質ですので削っても血が出ることはありませんが、ウイルス性のイボである尋常性疣贅は削ると出血するのです。

 

ただあまりにも長い間、放置してしまうと角質が厚みを増して患部周辺が固くなり、ウオノメとの区別が困難になってしまうことがあります。

 

このような時には、多くは臨床症状から診断が行われますが、病変部分を切除してウイルス抗原やウイルス核酸が見つかった場合、確定診断となります。

 

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